2018年6月5日火曜日

体の抵抗力が低下するため、歯周病も悪化することがあると言われています

歯を失うだけではなく命さえも失いかねない歯原性菌血症と言っても良いでしょう。歯周病は、細菌が引き起こすお口の病気で、歯茎が炎症をおこしたり、放っておくと歯が抜けてしまいます。また、全身の病気とも深い関わりがありますので早めに治療を行いましょう。

歯周病が招く全身の病気
お口だけの病気だと思ったら大間違いです。歯周病になると、歯茎が炎症し出血するようになります。出血すると、恐ろしいことに口の中の様々な細菌が血管内に入り込み、血流にのって全身にまわり、動脈硬化や高血圧、脳梗塞といった重大な病気の原因になります。
歯周病を治療することは、お口だけではなく全身の健康を左右するとても重要なことです。
歯周病の原因 喫煙
タバコを吸うと、血管が収縮して血流が悪くなるので、歯周病が進みやすくなると言われています。

歯周病の原因 糖尿病
体の抵抗力が低下するため、歯周病も悪化することがあると言われています。
糖尿病の他にも、免疫力が低下するような状態であれば歯周病が起こりやすくなります。
睡眠不足、過労、根をつめた仕事、目に負担をかけるような細かい長時間の作業、かぜなどの病気などの状態から1週間から10日後、歯茎が腫れてきたとか痛みが出てきたという経験をされているおられる方は多いかと思いますが、免疫状態が低下する状態の時には歯周病も急激に悪化していることを意味しています。
歯周病の原因 食生活の乱れ
柔らかいものや甘いものばかり食べていたり、ダラダラと飲食し続けていると、歯垢ができやすくなります。また、栄養が偏ると、体の抵抗力が低下して歯周病になりやすくなります。
歯肉の構成成分であるコラーゲンは毎日新陳代謝されていますので、コラーゲン合成に必要なビタミンC、鉄分などの栄養素の摂取が悪い場合、不良なコラーゲンしかできなくなったり、コレーゲンの生成量が低下したりして、歯肉の弱体化が起こります。このような歯肉では細菌に対する攻撃に対して弱く、炎症を引きやすくなります。また、甘い物を欲しがる状態は明らかに腸内環境が悪化しており、腸あるいは口腔内に多量のカンジダ菌を保有している可能性があります。歯周病菌をサポートする悪玉菌の一種と考えて、カンジダ菌を減らすことも必要になってきます。

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