2018年11月8日木曜日

綿密な検査をして歯周病になっている原因を調べます

歯周病は、歯科の三大疾患の一つで日本人に多い病気です。
虫歯にならないよう歯を守る事も大切ですが、歯を支える歯ぐきもとても大切です。歯を支えている歯肉や顎の骨が、化膿したり破壊されりする病気です。歯周病は限度を越えてひどくなるとどんなに一生懸命に治療しても手遅れになります。

治療に早すぎるという事はありません。あまりひどくならないうちに完全に治療する事が重要です。歯周病は歯ぐきだけが腫れた状態となる歯肉炎(しにくえん)と、歯と歯ぐきをつないでいる部分が壊されたり、歯を支えている骨が壊される歯周炎(ししゅうえん)に分類されます。
Step1初期検査
綿密な検査をして歯周病になっている原因を調べます。 レントゲンを撮ったり、歯周ポケットの深さや日頃行って いるブラッシング方法を行ってもらい間違ったブラッシング方法で磨いていないか調べます。
Step2初期治療
歯周病の大きな原因である、歯石を除去します。 歯石が付くのは、正しいブラッシングが出来ていない ことが原因です。

Step3再評価
歯周病のなおり具合をチェックします。歯石除去や正しいブラッシングで歯周病が治らない場合は、外科的な治療が必要になる場合もあります。

Step4外科治療(必要に応じて)
初期治療によって治らない場合、外科手術を行います。 歯肉を切って歯槽骨からはがして、根の先の方や根と根の間に付いている歯石や炎症巣を除去して滑沢にします。
Step5定期検査
歯周病は、治ってからが肝心です。3ヶ月から6ヶ月に1回は、定期検診を受けるようにしましょう。歯石がたまってしまえば、また歯周病になってしまう可能性があります、歯周病は、早期発見・早期治療が一番です。

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