2018年4月13日金曜日

一般的によく言われている歯槽膿漏は成人性歯周炎のことで歯周病はその症状・病態によって複数の種類があります

歯周病とは、歯茎・歯を支える骨などの組織が、歯周病菌に感染し炎症をおこす感染症のことで、歯肉の炎症による出血・腫れが起きる歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎に大別されます。

一般的によく言われている歯槽膿漏は成人性歯周炎のことで歯周病はその症状・病態によって複数の種類があります。歯周病は、歯の表面につくプラークが原因で起こる病気です。
長く放置をすると、口臭や歯茎の腫れ・心内膜炎・肺炎、妊婦の方では早産や低体重児が生まれてしまったり、動脈硬化や糖尿病を引き起こしたりと、歯周病の影響は全身へと大きく広がる危険性があります。また歯周病の危険因子には肥満と喫煙があり、歯周病になるリスクが肥満では38倍、喫煙では24倍になると言われています。
歯周病になりやすい方の特徴
家族に歯周病で歯を抜いた人がいる方
最近お腹が出てきた方やたばこを吸う方
ここ数年、歯科医院で歯のクリーニングをしていなく、歯磨きが十分でない方
歯磨きをすると歯茎から血が出る方
歯がグラグラする方
口臭がひどい方
歯茎が腫れている方
糖尿病の方
上記に該当する方は歯周病の危険度が高いため、歯科医師の診察を受けた方が良いと考えます。 不安な方も一度、相談も兼ね検診に行く事をお勧めいたします。
シーラント
奥歯は噛む面の溝が多く、歯ブラシも届きにくいので歯垢がたまって虫歯になりやすいのですが、その溝を虫歯になるなる前に一種のプラスチックで埋めるのが「シーラント」です。シーラント材はフッ素を含んでいますので、徐々にフッ素が歯に取り込まれ歯自体を強くする作用もあります。乳歯にも永久歯にもできますが、特に生えてきたばかりの幼若永久歯(特に6歳臼歯)に効果的です。溝の底の部分だけを埋めるので、噛みあわせには全く影響ありません。シーラント処置は健康保険が適用されます。お気軽にお問い合わせください。

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