2018年4月19日木曜日

定期的にPMTCで歯石やバイオフィルム(細菌の塊)を除去する方法をお勧めします

多くの方が、「病院とは何か症状が出てから行く場所」だと思われていることでえしょう。たしかに、内科や外科であれば「風邪を引いた」「ケガをした」というときに初めて行くことになります。しかし実は、歯科はちょっと違うのです。歯は、たとえば虫歯になってしまえば削るしかありません。風邪などのように「快復して元に戻る」ことがないのです。そして治療をくり返せば、歯はどんどん失うことにつながってしまいます。つまり歯科通院に関しては、「治療」より「予防」が目的だといえるのです。
定期検診
患者様のお口の状態に合わせて期間を設定し、36ヶ月に1度の割合で定期的に検診にお越しいただきます。虫歯や歯周病の兆候がないかなどをチェックし、必要であれば適切な処置を行います。

PMTCエアフロー 
歯科の専門家が専用器具を使って行うお口のクリーニングです。日々のブラッシングだけではどうしても落とし切れないプラーク(歯垢)や歯石を、徹底的に取り除きます。ジェット噴流によって水とともに超微細なパウダーを吹きつけて汚れを取り除く「エアフロー」と併せて行うことで、軽度の着色やタバコのヤニも落とせ、自然な歯の白さもよみがえります。

TBI(ブラッシング指導)
予防の基本となるのは、毎日のご自宅でのブラッシングです。そこで一人ひとりのお口に合ったブラッシング方法を、口腔衛生のプロである歯科衛生士が丁寧に指導します。自己流のみがき方をやめ、効果的なケアを身につけましょう。
PMTCとは、
予防歯科先進国の北欧で開発された「プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング」という、予防歯科の概念があります。

PProfessional 専門家(歯科医師・歯科衛生士)により
MMechanical 専門の機器を利用して
TTooth 歯を
CCleaning 磨き上げる
バイオフィルム:ミュータンス菌は歯に強力に付着する性質があり、付着性のない細菌までミュータンス菌に便乗して付着していきます。そして、細菌同士でグループを作りバイオフィルムを形成します(イメージはビニールハウス内で成長している感じ)。この、バイオフィルムは困った事に歯磨きや薬剤などでは取り去る事が困難で、仮に取れても残っているバイオフィルムからまたお口の中に広がっていき虫歯の進行を早めます。バイオフィルムは虫歯だけではなく、歯や舌に付いた汚れから歯肉炎・歯周病になってしまう原因も作ります。PMTCを受けてツルツルになった歯に、毎日しっかりと歯磨きをして、お口の中に付いてしまった汚れを綺麗にする事で虫歯や歯肉炎・歯周病は防ぐことができます。 定期的にPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)で歯石やバイオフィルム(細菌の塊)を除去する方法をお勧めします。 

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