2019年11月26日火曜日

現在、日本人の成人の8割以上が歯周病患者、あるいはその予備軍であるといわれています

「歯ぐきが赤く腫れている」「ブラッシングすると出血する」……。もしかしたら歯周病にかかっているのかもしれません。初期の歯周病はほとんど自覚症状がなく、知らない間に病状が進んでいき、最終的に歯を失うこともある恐ろしい病気です。

歯周病は歯を失う原因の第1位です
「歯周病」という病名はテレビCMなどでも耳にする機会が多いと思います。でも、「歯ぐきから血が出る病気でしょ?」というくらいの認識ではありませんか?実は、日本人が歯を失う原因の第1位は、この歯周病なのです。歯周病はお口の中のプラーク(歯垢)に棲みついた歯周病菌によって引き起こされる感染症です。歯ぐきに炎症を起こすだけでなく、歯ぐきや歯を支える骨を少しずつ溶かしていき、最終的には歯がぐらぐらになり、歯ぐきからぽろりと抜け落ちてしまうこともあるとても怖い病気です。
現在、日本人の成人の8割以上が歯周病患者、あるいはその予備軍であるといわれています。歯周病を放置しておくことで、手遅れになって歯を失うことのないように、早めの歯周病対策が必要です。

歯周病チェック
歯周病は早期発見・早期治療が大切です。次のチェック項目の中で、ひとつでも当てはまることはありませんか?当てはまる項目があれば、もしかしたら歯周病かもしれません。早めに当院までお越しください。
歯ぐきが赤く腫れている
 ブラッシングすると歯ぐきから出血する
 歯が伸びたような気がする
最近、口臭がきつくなってきた
 口の中がねばつく
 歯をさわるとグラつく

ブラッシング指導
歯周病治療では、歯周病菌の棲みかとなっているプラークを徹底的にとり除くこと、すなわち「プラークコントロール」が必要です。歯の表面やすき間にこびりついた汚れやプラークを除去するために、適切なブラッシング方法のアドバイスを行っています。
スケーリング・ルートプレーニング
歯周ポケットの深い部分にこびりついたプラークや歯石はブラッシングだけで除去することはできません。スケーリングは、「スケーラー」という器具を用いて、プラークや歯石をとり除く処置です。
スケーリングを行ったあと、歯根面をなめらかに磨く「ルートプレーニング」という処置を行います。ルートプレーニングによって、プラークや歯石、汚れが付着しにくい歯になります。

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