2019年11月28日木曜日

虫歯の治療で削った歯は、完全にもと通りにできるわけではありません

虫歯や歯周病は非常に再発リスクの高い感染症なので、一度かかってしまうと継続的に歯や歯周組織がダメージを負ってしまう可能性があります。いつまでも健康な歯を保つためには、できてしまった虫歯を「治療する」以上に、虫歯にならないように「予防する」という考え方が大切です。こちらでは、その役割を担う「予防歯科」についてご紹介していきます。

定期健診
患者様の口腔内の状態などにより36か月を目安に定期健診を行っております。虫歯や歯周病といったお口の中の病気は、早期に発見することで治療時の歯に対するダメージを減らすことができます。また、検診時には歯ぐきのマッサージをサービスで行っております。とても気持ちが良くリラックスできるのでぜひ一度体験してみて下さい。歯科医院との上手なお付き合いで、大切な歯を守っていきましょう。
PMTC
PMTCとは、国家資格を持った専門のスタッフ(歯科衛生士)が専用の器具とペーストを使い、歯磨きでは落としきれない歯の表面の汚れ(ステイン)、歯垢(プラーク)やバイオフィルムを除去(クリーニング)します。プラークに含まれる雑菌を落とすことによるむし歯・歯周病予防の効果歯だけでなく、表面がツルツルしてとても気持ちいいとご好評です。 また、歯肉の腫れや痛みを抑え、苦痛緩和、歯の延命効果も期待できます。

むし歯・歯周病はプラークが原因で引き起こされる疾患ですが、近年、歯の表面に付着し成熟したプラークは、「多種多様の細菌が複雑にからみ合ってきわめて安定した集落を作り、一種の共棲関係にあるような状態」をいいます。このフィルムは、細菌が分泌する多糖体に守られ、強力に付着するため、歯ブラシではなかなか取り除くことができません。また、他の異物の浸入を拒否する性質があるため、付け薬、うがい薬などの効果も限定的です。PMTCはこのバイオフィルムをはがしとる手段として、最も能率的かつ効果的な方法と考えられています。
ブラッシング指導
歯並びやだ液の成分は一人ひとり違うため、丁寧にみがいていても汚れが残っていることが少なくありません。それぞれの患者様に適したブラッシングを指導いたします。

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