2019年11月25日月曜日

歯周病は「静かなる病気」とも呼ばれ、自覚症状がないまま進行します

気づいたときには歯を支える骨が無くなり、手遅れになっているケースも少なくありません。歯周病で歯を失わないためには、丁寧な精密検査をしてお口の中を健康に保つことが大事です。当院は歯周精密検査のうえ、お一人おひとり合わせた治療・予防指導を行います。
歯周病の症状
朝起きたとき、口の中がネバネバするブラッシング時に出血する口臭が気になる
歯肉がむずがゆい、痛い歯ぐきが腫れているかたい物が噛みにくい歯が長くなったような気がする歯と歯の間に隙間が出てきた

歯周病の症状はありましたか?
1つでも当てはまる方は、歯周病の症状である可能性が高いです!
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる疾患です。お口の中にはおよそ700種類ほど細菌が住んでいるといわれています。これらの細菌は普段あまり大人しいのですが、歯磨きが充分でなかったりすると、細菌がネバネバと歯の表面にくっつきます。
これがバイオフィルム(プラーク)です。歯周病とは、このバイオフィルムの中の細菌が暴れ出すことによって、歯ぐき・歯周組織が炎症を起こすのです。また、歯石が付着していると、歯面が凸凹になるためにバイオフィルム形成の格好の場所になるので、除石(スケーリング)が必要となります。
バイオフィルムは、生きた細菌の塊です!バイオフィルムは、うがいをするだけでは落とすことはできません。適切なアプローチをして取り除いていくことが大切です。
1つでも当てはまる方は、精密な検査をして適切な治療を行いましょう。歯科医院の治療では、お口の中の細菌数を減していきます。結果、歯周病の進行を止めて、皆さまの歯を守ります。
歯周精密検査
歯周病に対して正しいアプローチをすれば、歯を守ることができます!当院では、お口の中の状況を、お一人おひとりの状態にあわせた精密な検査を行い、最適なアプローチを行っていきます。
歯周病の組織検査
歯周ポケットの深さ・動揺度・出血・プラーク付着率を検査します。目盛りのついた器具を使って、歯と歯ぐきの溝の深さを測ります。炎症や腫れがある場合は、出血を伴ったりウミが出たりします。その有無と部位を確認します。
レントゲン検査
歯を支えている骨の状態を確認し、歯周病の進行状態を確認します。お口全体をデジタルレントゲンで撮影します。
唾液検査
歯の健康(虫歯菌・酸性度・緩衝能)歯肉の健康(白血球・タンパク質)口腔清潔度・口臭(アンモニア)を、10秒間のぶくぶくうがいで1度に測定が可能です。あなたのお口の中の健康状態がわかります。
細菌カウンタ
口の中の細菌数を測る検査です。あなたの口の中を7段階でチェックします。平均で1000万個(4レベル)もの常在菌がお口の中には潜んでいます。レベル7が出てしまうと口腔内細菌数は1億個以上を表します。ご自身の細菌数を調べて見ませんか?

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