2019年11月7日木曜日

知覚過敏は露出した象牙質が覆われると改善することが多くあります

冷たい食べ物を食べたり、風があたったりした時に痛みを感じることはありませんか。虫歯かもしれない、と不安になるかもしれませんが、痛みの種類によっては知覚過敏かもしれません。今回は、知覚過敏と虫歯の違いや、知覚過敏になってしまう原因や治療法を説明していきます。

知覚過敏とは
知覚過敏のイメージとして冷たいものがしみると思っている方もいるかもしれませんが、その他にも歯磨きの時の歯ブラシの毛先や甘いものを食べたとき、風にあたった時などにも、歯がしみたり痛みを感じたりする症状をいいます
知覚過敏の治療法
知覚過敏は露出した象牙質が覆われると改善することが多くあります。
軽い症状のものならば、自然に再石灰化されて痛みがなくなることもあります。
しかし、歯磨きの毛でも痛みを感じるのが知覚過敏なので、磨き残しが多くなってしまい、症状が悪化してしまうことにつながることがあります。

薬剤や樹脂で覆う
象牙質を覆うことで刺激を遮断して痛みを感じないようします。
象牙質の中の隙間を歯と同じような成分で覆ったり、フッ化物配合の薬を塗布します。
また、レジンやセメントのようなもので薄く覆うことで遮断します。

マウスピース
知覚過敏の原因が食いしばりや歯ぎしりの場合、マウスピースを作製して歯や歯茎への負担を少なくするようにします。
歯周病治療
歯周病により歯茎が下がってきて知覚過敏になっている場合は、適切な歯周病治療が必要です。歯垢や歯石を除去し、症状にみあった通医院頻度で根気よく治療を継続していきましょう。
(まとめ)
歯が痛んだりしみたりするのは、歯からのサインです。知覚過敏でも虫歯でも放置しておくのではなく、早めに歯科医院を受診して適切な治療をしましょう。

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