2019年11月14日木曜日

成人が歯を失う一番多い原因は歯周病です

成人が歯を失う一番多い原因は歯周病です。
歯垢とは、口の中で繁殖した細菌がネバネバした物質(プラーク)とともに歯にくっついているもので、細菌のかたまり(バイオフィルム)と呼ばれています。
歯垢は次第に硬くなって、歯石となり、歯科医院以外では簡単に取り除けなくなります。
歯科顕微鏡
それ以外にも、糖尿病などの全身の病気や、喫煙などの生活習慣が、歯周病を引き起こすきっかけとなったり、悪化させる原因になったりしています。
歯周病は細菌感染症で、歯垢を長期間放置する事で、バイオフィルムという細菌集団の膜が歯に強固に付着し、歯周病を進行させます。

歯周病セルフチェック項目
以下の症状に当てはまる方は、歯周病の可能性があります。
手遅れになる前に一度ご相談ください。
歯がムズかゆい
歯と歯茎の接しているところが赤く腫れている
歯を磨く時、歯茎から血が出る
歯茎から膿が出る
口臭が気になる
唾液がネバネバする
朝起きたとき、口の中がネバネバする
食べ物が噛みづらい

どのような人が歯周病にかかりやすいですか?
勿論、歯ブラシを行わなければかかります。あとは普段から柔らかい物ばかり食べていたり偏食が多かったりといった食生活や、睡眠不足、ストレスなどでも体の免疫力を低下させ歯周病にかかりやすくなります。食生活はもちろん生活習慣も規則正しく過ごす事が予防に繋がります。
歯周病の対処法を教えてください。
日常でのプラークコントロール(主にブラッシングなど)を徹底して、偏りのない規則正しい食生活。生活習慣をおくっていれば、それが対処法になっていきます。また何でもなくても定期検診に行き、歯の状態を確認することも重要です。

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