2019年11月25日月曜日

毎日の歯磨きでは取り切れない汚れがお口の中に溜まり、歯周病を引き起こします

現在、成人の約8割がかかっているとされる歯周病は、歯の欠損原因第1位の病気です。その歯周病を引き起こす最大の原因はプラークと呼ばれる細菌の塊です。歯ブラシの磨き残し等によってできたプラークが歯と歯肉の間の溝に溜まったままになると、歯肉が腫れたり歯を支える歯槽骨が細菌から自らを守るために後退して行ってしまいます。
歯周病は徐々に進行するので自覚症状がなく、気付いたら歯がグラグラと揺れはじめ、手遅れになってしまうというケースも少なくありません。そのため、そうなる前に歯周病の原因となるプラークを除くためその温床となる歯石を除去し、予防に努めることが何よりの治療法なのです。
歯周病治療の鍵は「予防」です
毎日の歯磨きでは取り切れない汚れがお口の中に溜まり、歯周病を引き起こします。そのため、歯周病の治療として最も重要なことは、歯と歯肉の間の溝に溜まった汚れをしっかりと取り除くこと。定期的に歯科医院でクリーニングをお受けいただくことをおすすめいたします。

当院では、定期的なクリーニングで汚れを徹底的に取り除きながら、同時に患者さんそれぞれの口腔内に合わせてベストな予防法を考え、ご指導させていただいています。予防は、患者さんご自身のモチベーションが何より大切です。私たちは、患者さんと一緒に手を取りながら、歯周病予防のサポートをしていきたいと思っています。

知覚過敏でお悩みの方へ
冷たいものを食べたり飲んだりすると、歯がしみてしまう「知覚過敏」にお悩みの方が多くいらっしゃいます。知覚過敏の治療法として最も効果的なのは、専用の歯磨き剤を使用して毎日丁寧にブラッシングをすることです。
また、症状が悪化している場合にはフッ素塗布や、症状を緩和する成分が入った歯科材料を使用した歯科治療、レーザー治療などで対応することも可能です。知覚過敏でお悩みの方は、まずはご相談ください。治療期間も痛みも軽減できる早期治療をおすすめいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿