2019年11月19日火曜日

虫歯を防ぐために知ってほしいこと

虫歯を進行させないために
セルフケアによる予防で進行を防ぐことができます。毎日のブラッシングは当然のことですが、歯科医院による定期的な検診も必要です。数十年後の残存本数を増やすためにメンテナンスを定期的に受けましょう。虫歯になりやすい体質の場合もありますので唾液検査などでリスクチェックをおすすめしています。

虫歯を防ぐために知ってほしいこと
虫歯になる仕組み
虫歯になる原因は口の中にいるミュータンス菌が、炭水化物などの糖質を食べる時に酸を出すため、その酸が歯を溶かし虫歯となります。食後しばらくの間は口の中が酸性に傾きます。また、ミュータンス菌はバイオフィルムという歯垢を形成し、歯の表面に付着していきます。歯みがきを怠ったままだと虫歯になるリスクが高くなるのは、このような理由からです。
歯垢について
歯垢(プラーク)は食べ物のカスではなく細菌と代謝物のかたまりです。虫歯や歯周病の原因となります。ブラッシングで取り除くことが大切です。特に、歯と歯茎の境目についたプラークは、石灰化して歯石になることもあります。歯周病の原因になりますので、十分なブラッシングが重要です。

虫歯になりやすい人
乳歯をもつお子様や永久歯が生えたばかりのお子様、ご本人の体質や唾液量が少ない方は注意が必要です。
虫歯を防ぐ習慣を
口腔内を清潔にしておく必要があります。ミュータンス菌のえさとなる甘い物の過剰摂取は控え、糖分を多く含むアイスやジュースなどを控えましょう。甘いものを食べた時はすぐに歯磨きを行うか、歯磨きできない場合はうがいで口の中をきれいにしましょう。

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