2018年1月30日火曜日

現代の虫歯治療は、虫歯菌に侵された部分は削る以外治療方法はありません

歯は削る事によって、健康な状態よりも抵抗力が落ちてしまいます。その為に、近年、予防歯科が非常に重要視されています。また、抜歯の原因となりやすい歯周病に関しては、日本人の約80%が感染していると言われています。

プラーク(歯垢)の染め出し
汚れを効果的に落とすためには毎日の正しいブラッシングが欠かせません。プラークを染め出すとみがき残しを起こしやすい部分を確認できるので、効果的なブラッシングを身につけやすくなります。

フッ素塗布
歯の再石灰化を促し歯質を強化する効果が期待できるフッ素を歯の表面に塗布します。フッ素には虫歯菌のはたらきを抑える作用もあるので定期的なフッ素塗布が虫歯予防に有効です。
PMTC
プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングのことで歯科医師や口腔衛生のプロフェッショナルの歯科衛生士が専用機器を使って歯の汚れを徹底的に落とします。毎日のケアでは落としきれない歯と歯茎の溝や歯と歯の間のプラークや歯石を取り除きます。虫歯や歯周病予防に有効です。

噛み合わせチェック
噛み合わせが乱れていると食べかすがたまりやすくなり虫歯や歯周病の原因になります。また強く当たる部分があり過度の負荷がかかると歯周病を誘発しますので、定期的な噛み合わせチェックはお口の健康につながります。

軽度歯周病
〈症状〉
歯と歯肉の間の歯周ポケットにプラーク(歯垢)や歯石がたまり、細菌が繁殖している状態です。初期の歯周病は症状が見えにくいですが、歯肉に軽い炎症が起き、歯肉の腫れや出血が見られます。
中等度歯周病
〈症状〉
出血や口臭がひどくなり、歯石もかなり目立つ状態です。歯周菌により骨が後退しはじめ、歯周ポケットも深くなり、歯がぐらつききます。

重度歯周病
〈症状〉
化膿によって、歯肉が真っ赤に腫れてしまい、骨もかなり破壊されて後退した状態です。歯のぐらつきもかなり大きくなっています。

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