2018年1月26日金曜日

お口のトラブルは重症化するほど、治療に時間や費用、痛みが伴います

歯科医院に通院するきっかけは、「お口にトラブルが出てから」という方が多いようです。しかし実際は、虫歯歯周病などの症状が出てからでは遅いのです。特に虫歯で天然の歯を削る処置は、歯の寿命を縮めてしまいます。虫歯や歯周病は、そのメカニズムが解明されている病気。予防歯科での適切な処置で、発症を未然に防ぐように心がけましょう。

痛くなくても歯医者に通う習慣を
虫歯や歯周病予防のために大切なのは、病原菌が住み着くプラーク(歯垢)をお口に溜めないこと。しかし、毎日のセルフケアだけでは、みがき残しをゼロにするのは難しいのです。さまざまなセルフデンタルケア方法が普及しつつありますが、いずれも、歯科医院でのプロケアと組み合わせるとさらに効果が高くなります。特に、プラークが石灰化した歯石は、ブラッシングだけでは落としきれませんので、歯科医院で専門的な処置を受けましょう。
予防歯科のメリット
お口のトラブルは重症化するほど、治療に時間や費用、痛みが伴います。これら時間的負担、金銭的負担、身体的負担を最小限に抑えるためにも、ひどくなる前の予防が肝要です。

予防歯科で行う処置は、どれも痛みを伴わないものです。PMTCなどの予防処置でお口の中から歯石やプラークを除去し、病原菌を減らすことができると、さっぱりとした感覚が手に入ります。
PMTCProfessional Mechanical Tooth Cleaning
予防歯科で行う処置の代表的なものが、歯科医院の専門家の手で専用器具を使って行われる歯のクリーニングです。毎日のセルフケアでは落としきれない汚れや、病原菌の住処であるプラーク、バイオフィルムを徹底的に除去し、ツルツルにみがき上げます。汚れの再付着も少なくなるため予防に効果的です。

定期検診の重要性
予防のカギを握るのが、虫歯や歯周病などトラブルの早期発見・早期治療。そのためには、定期的に歯の専門家にお口の中をチェックしてもらえる「定期検診」を利用しましょう。当院では、治療後のメインテナンスとしても、定期検診の受診をおすすめしています。

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