2018年1月23日火曜日

歯垢を取り除く方法、それは正しい歯みがきをすることです。

歯周病にならないために、あるいは歯周病をこれ以上進行させないために、何をしたらいいのでしょうか?歯周病は現在、日本人の5人に4人以上がかかっているといわれ、歯を支える土台が溶けて歯がグラグラしてくる病気です。一種の老化現象ともいえますが、体の免疫力より歯周病菌の増殖が勝ると発症しますので、年齢を問わず注意が必要です。

歯周病は、痛みなどの自覚症状がないため、歯がぐらつき始めたと感じたときには、症状がかなり進行しています。また、歯と歯茎全体に関わる病気であることから治療が難しく、早期発見と予防が何よりも大切になってきます。
生体情報モニター
一般的には「40代以降の病気」というイメージがありますが、細菌による感染が原因ですので、若い方にも発症リスクは存在します。また、出産やほかの病気などで一時的に免疫力が低下した場合にも、注意が必要です。「自分は関係ない」と勝手に思い込まず、まずは検査を受け、発症が認められないことを確認してから、安心した生活を送ってください。

歯周病の予防方法 
歯周病にならないために、あるいは歯周病をこれ以上進行させないために、何をしたらいいのでしょうか?先ほど書きましたように、歯周病の原因は歯垢の中にいる細菌です。細菌が減れば歯周病になる可能性も低くなります。細菌を減らすには、歯垢を取り除くことが大切です。歯垢がなくなれば、歯周病だけではなく、むし歯になる可能性もグッと低くなります。(一石二鳥ですね)
歯垢を取り除く方法、それは正しい歯みがきをすることです。「え。毎日歯みがきしてますけど…。」とおっしゃる方も多いと思いますが、それでもむし歯や歯周病が減らないのはなぜだと思いますか?それは、きちんと(正しく)歯をみがけていないからに他なりません。歯をちゃんとみがこうと思うと、意外と神経を使います。 慣れの問題だと思いますが、鏡を見てじっくりゆっくりみがきながら、正しい歯みがきを体感してください。磨きあがった後の口の中は、清潔感いっぱいで本当に気持ちいいです。当院でもブラッシング指導をしていますので、ぜひ受けてみてください。
また、生活習慣を改善することも大切です。
先に書いた歯周病の原因となるものを一つずつ取り除いていってみてください。
細菌が原因だと分かっているのですから、その細菌(のかたまりである歯垢)を取り除くこと、そして、自分の体そのものを健康に保って、細菌に負けない状態にすることが大切です。歯周病をきっかけに、あなた自身の生活や健康をぜひ見直してみてくださいね。

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