2018年1月9日火曜日

歯周病とは、歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される歯周組織に発生する疾患の総称

「歯がグラグラする・・・」
「歯ぐきが、2~3日前から急に腫れて痛くなってきた」
「歯ブラシをしたときに歯ぐきから血が出る」
「歯がグラグラして、前歯にすき間が空いてしまった」
「口臭が気になるんだ・・・」
これらのことにお悩みの方は多いのではないでしょうか?
当院にも、多くの患者様がこれらの症状で来院されます。
そして、原因はほとんど決まっています。その大半が歯周病が原因なのです。
歯周病という名前だけは良く聞くかもしれません。
しかし、どのような病気なのかは一般的にはほとんど知られていません。
実は、歯周病は非常に恐ろしい病気なのです。
歯周病は、誰にでも起こる可能性があり、
しかも、歯周病になってしまったら、もう完全に治すことは不可能なのです。
つまり、歯周病に一度かかってしまったら、
どのようにそれ以上進行しないしていくか、ということが全てなのです。
歯肉炎
歯と歯茎の境目にプラークが溜まり、細菌が出す毒素によって歯茎が炎症を起こして赤く腫れています。 この段階では痛みは伴いませんが、ブラッシングの際に出血することがあります。

軽度歯周炎
歯茎の炎症が進み、腫れがひどくなります。歯周ポケットが徐々に深くなっていき、歯を支える顎の骨が溶かされはじめますが、この時点ではまだ痛みを伴わないため、気付かない人がほとんどです。
中度歯周炎
歯茎の炎症がさらに進み、歯周ポケットもより深くなっていきます。顎の骨が半分くらい溶かされてしまい、歯がグラつきはじめるので硬いものが噛みにくくなってきます。歯茎からの出血だけでなく、歯と歯茎の間から膿が出ることもあります。

重度歯周炎
重度になるとさらに症状が進行し、歯を支える顎の骨がほとんど溶かされ、歯が激しくグラつくようになります。放置しておくと歯が抜け落ちてしまう末期の状態です。ここまで進行すると、通常の食事も痛みを伴うため食べにくくなります。

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