2019年1月24日木曜日

「毎日、歯磨きしているのに、なぜ、むし歯ができるんだろう?」と思ったことはありませんか。

アメリカやヨーロッパの人たちに比べて、日本人は残存歯数が少ない。というお話をご存知でしょうか?
多くの動物は、歯が無くなると死んでしまいます。これは、人間にも当てはまること。
年を取っても、元気な方の共通点。それは、歯が健康であるということです。欧米では歯の定期クリーニングを行うことは一般的で、歯の大切さを子どもの頃から認識しています。その結果、グラフのような違いが表れてくるのです。日本人の多くの人が見落としがちな「歯の大切さ」。歯を失くしてから、後悔してしまう人が減りますように。
そのようなことを予防するためにも当院では、『定期クリーニング』をオススメしています。
定期的なクリーニングは、歯周病の予防や進行の抑制に非常に効果が高いことが学会でも認知されています。グラフをご覧ください。ブラッシングを自分なりにしっかりして、治療もきちんと受けていても、80歳の時点で歯の数はやはりわずかに67本しか残っていません。ところが、きちんと最新の予防プログラムを受けた人は80歳でも約16本残っています。患者様の歯の残存数を増やすこと。それが、私たちの使命のひとつなのです。

「毎日、歯磨きしているのに、なぜ、むし歯ができるんだろう?」と思ったことはありませんか。
以前はむし歯の原因といえば、歯質・むし歯菌・砂糖などの条件がそろうと発症する、というものが定説でした。最近では、より詳しいメカニズムが分かり、予防法も確立されてきています。ただ一生懸命磨くだけでは、予防しきれないむし歯。
だからこそ、プロの技術で口の健康を保つ歯のクリーニング「PMTCピー・エム・ティー・シー」が注目を集めているのです。

P.M.T.C(プロフェッショナル・メカニック・ツール・クリーニング)とは、歯科衛生士によって、専用の機械を用いて行われるプラークコントロール法です。歯周病や虫歯の予防はもちろん、歯を白くする効果や歯周病や虫歯のリスクを減らすことができます。歯周病や虫歯を引き起こす元凶である、プラーク(歯垢)。このプラークを取り除くには、毎日の丁寧なブラッシングが必要ですが、実は完ぺきにするのは難しいもの。歯ブラシが届きにくいところに、プラークが残ってしまうことが多いのです。それをきれいに取り除いてくれるのが"PMTC"。所要時間は30分〜1時間程度。痛みは全くないので安心して受けられます。

・歯垢と歯石チェック
人間は食べ物を食べると、「歯垢」(プラーク)が歯に付着します。
食べカスを放置するとプラークが唾液中のカルシウムと混ざることでより強固になり、これを「歯石」と言います。
歯石は歯磨きだけでは取り除くことができず、症状が悪化すると虫歯や歯茎の炎症、歯周病を招いてしまいます。
歯科検診では専用の器具を使用して歯垢と歯石を除去します。

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