2019年1月14日月曜日

口を大きく開けた時に、見えてしまう金属の詰め物、気になっていませんか?

セラミッククラウンとは、セラミック(陶材)で作られたかぶせもの(クラウン)のことです。
大きな虫歯跡などをきれいにするときに効果的です。セラミックは天然の歯と同じぐらいの光の浸透度で、透明感があり、歯の色も患者様それぞれに合わせて作ることができるので、自然な美しい歯に仕上がります。またセラミックには吸収性がないので変色は全く起こらず、臭いが気になることもありません。
虫歯跡をきれいにするだけではなく、ホワイトニングなどでは効果のでなかった変色のひどい歯もセラミッククラウンによってきれいにすることができます。すべてセラミックで作られたオールセラミッククラウンは透明感から、前歯などに使われます。オールセラミッククラウンですと金属をまったく使用しませんので、金属アレルギーの人にも安心してお使いいただけます。歯肉にとっても有害な作用がありません。歯の形や大きさを整えることができますので、時間のかかる矯正も、セラミッククラウンによって部分的であれば、短期間で行うことが可能です。セラミッククラウンは自費診療となり、通常の金属をかぶせる治療法よりも割高となります。その分、自然で美しい歯を、歯並びからトータルに手に入れることができます。
セラミックインレーとは、虫歯を削った部分に、金属ではなく、セラミックを詰める治療法です。金属の詰め物と違って治療後が目立ちません。虫歯治療の場合、通常は耐久性、価格の問題から金属製インレーを使います。しかし耐久性の優れたセラミックインレーの開発により、自然な歯の白さを再現することも可能になりました。
口を大きく開けた時に、見えてしまう金属の詰め物、気になっていませんか?セラミックインレーは自費診療ですが、治療後はとても満足していただけることでしょう。金属を全くつかいませんので、金属アレルギーの方にも、安心してお使いいただけます。
セラミックとレジン(プラスチック)
白い詰め物の治療としては、レジン(プラスチック)による治療も存在しますが、レジンは吸収性があるため変色や劣化が起こりやすく、臭いも気になります。また、吸収性によって縮んだり膨らんだりするため、歯とレジンの間に隙間ができやすく、 隙間の部分から、虫歯になる可能性もあります。セラミックは吸収性がないので変色は全く起こらず、臭いもありません。天然の歯と同じような自然な感じに仕上がります。

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