2019年1月5日土曜日

お口の中には、歯の表面が溶けて穴があく虫歯と、歯を支えている組織を破壊する歯周病があります

予防歯科とは、虫歯や歯周病など、お口の中のトラブルが起きるのを予防し、歯の健康を保つ治療です。
以前は、虫歯や歯周病が悪化してから歯科医院に行くという方が多く、歯科的治療のみを目的として歯を削るなどの修復で健康を取り戻そうとする傾向が多かったですが、最近では、修復した部位の疾患の再発や、その他、お口の中の諸問題の予防とコントロールしていくことが大切だと言われています。

今まででの日本の歯医者は、痛くなって歯医者に行き、そして治療を行い、その繰り返しでした。多くの方は、虫歯になって治療をすれば、痛みもなくなって、詰め物をすれば元通りになったと思いがちです。 しかし、それは大間違いです!
治療後に入れた詰め物やかぶせ物は時間とともに変形し、小さな隙間から虫歯菌が入り虫歯を再発させ、さらに歯を大きく削っていくことになります。この再治療を繰り返していくと、歯を抜かなければなりません。このように、負のサイクルがおきてきます。残念ながら、治療をすればするほど、歯は弱く悪くなってきます。
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お口の中には、歯の表面が溶けて穴があく虫歯と、歯を支えている組織を破壊する歯周病があります。虫歯や歯周病は自然には治りません。治療すると、時間や費用が かかってきます。だから、治療をした所を二度と悪くしないためにも予防をすることをオススメします。

そもそも虫歯や歯周病は風邪などと違い、ゆっくりと進行していく病気です。
どちらかというと糖尿病や高血圧といった生活習慣病の仲間と言っても良いでしょう。
生活習慣病ならまずは食事指導や運動指導で予防するようにお医者さんに注意されますよね?
数値がギリギリなら定期的に検査をして悪くならないように注意しますよね?
歯科も同じです。なにも特別なことをする必要はありません。
症状が出る前から汚れがついていれば歯茎は腫れるし、歯は表面が溶け出してざらついてきます。
そんな状態であれば当然歯ブラシ指導は必要ですし、おろそかになれば例え治療したとしても再発してしまいます。光照射器
日々患者さんのお口の中を拝見していますが、一切磨き残しもなく正しく歯ブラシをできている人はなかなかいません。
ちなみに成人の8割は歯茎に炎症があると言われています。
定期検診を行うことで少しずつですが磨き残しが少なくなれば良いですし、例え悪くなったとしても重症化する前に見つけることができます。

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