2020年6月19日金曜日

まずは、歯みがきの練習を行います。歯みがきをすることにより、歯ぐきの炎症が減少します

歯周病治療の流れ
検査(問診)
歯周病にかかった場合は、まず精密な検査を行い、現在の歯ぐきや骨の状態、歯周病を悪化させる原因を分析し治療計画をたてます。

歯石除去
まずは、歯みがきの練習を行います。歯みがきをすることにより、歯ぐきの炎症が減少します。ぶよぶよして出血しやすい歯ぐきも正しく歯みがきをすることにより、かなり引き締まってきます。そうすると歯ぐきの中の歯石が見えやすくなり、歯石除去が効果的に行えるようになります。歯石を取ると歯石の表面や内部の細菌が減り、さらに歯ぐきが引き締まってきます。
ルートプレーニング
歯根の表面からプラークや歯石がつくりだすバクテリアの毒素を取り除くことで、歯周病感染の原因を除去します。エックス線で歯石は歯の両側につく小さな白いかたまりのように見えます。日常のクリーニングでは、歯肉ラインの上のプラークや歯垢しか取り除けません。よって歯科医院にてルートプレーニングを行うことによって、歯肉ラインより下のプラークや歯石を取り除きます。

再評価
歯周治療終了後、一定の期間をあけて歯ぐきのチェックを行います。
歯周外科手術(再生療法)もしくはレーザー治療
これまでの治療で治りきらなかった部位に対し歯周外科手術(再生療法)もしくはレーザー治療を行います。目でみえている歯石を除去します。

メンテナンス・定期健診
治療により歯ぐきの炎症がなくなり、お口の中の健康が取り戻せても、そこで通院を打ち切るとほとんどのケースで歯周病が再発することが報告されています。口腔内の健康を長期にわたり維持するために、予防、定期健診、メンテナンスが必要です。

0 件のコメント:

コメントを投稿