2020年6月30日火曜日

金属のフレームの上にセラミックを焼き付けたものです

セラミック治療とは、セラミックの詰め物や被せ物、プレートなどを使用して歯を白くする方法です(歯を削る必要があります)。
セラミックという素材は、歯科治療を行う上で生体親和性が非常に高く、見た目の美しさのみならず、その機能も天然歯と変わらない素材として多くの審美歯科で採用されています。

セラミックインレー
インレーとは、虫歯の治療時に使う歯の詰め物のことを言い、セラミックインレーとは詰め物の材質がセラミックでできているものを指しています。通常、虫歯の治療時には、保険適用の場合ですと銀色の金属の詰め物を使いますが、最近、補てんした銀歯を目立たない詰めもの(セラミック)に変える方法が非常に喜ばれております。保険適用外になりますが、ゴールドを使ったり、ハイブリッドインレー(セラミックとプラスチックの混合材)やセラミックインレーを使用します。それぞれに特徴はありますが、セラミックインレーでは、天然の歯と同じような白い色にすることができるメリットがあり、虫歯の治療と審美治療を同時に行えます。

セラミックを使用した被せ物(クラウン)
虫歯治療で歯を全体的に削ったり、根っこの治療に至るような大きな虫歯治療をした場合は、歯全体の形を再現して被せます。その被せ物を「クラウン」と言います。また、歯並びが気になる場合も、矯正治療を行わずにクラウンで整えることもできます。
セラミッククラウンにはオールセラミッククラウン(セラミックのみで作る方法)とメタルセラミッククラウン(セラミックの内面に金属を使う方法)があります。
オールセラミッククラウン
光の透過性に優れているため、透明感のあるとても自然な美しさを持ち、長期間の使用にも変色せず、その美しさを保ちます。生体親和性も高く、金属アレルギーの方にも最適です。

メタルセラミッククラウン
金属のフレームの上にセラミックを焼き付けたものです。従来からとても多く使われているものでオールセラミッククラウンの透明感には及びませんがセラミックの透明感と金属のフレームによる精度や強度を生かして、非常に強いかみ合わせの力がかかるケースや大きなブリッジなどのケースに向いています。

0 件のコメント:

コメントを投稿