2020年6月17日水曜日

PMTCの流れを見ていきましょう!!

P=Professionarl(プロが)M=Mechanical(専門器具で)T=Tooth(歯の)C=Cleaning(クリーニング)ということで(そのまんまですね)歯科医師や歯科衛生士が専門的な機器を使って歯を磨き上げてくれるんですね。毎日3食毎にキレイに磨き上げているつもりでも、どうしても歯ブラシが届かない場所や汚れの溜まりやすい場所ってありますよね?
たとえば歯と歯のスキマであったり、歯と歯茎の境目などがそうですね。
こういった自分ではなかなか出来ない歯磨きを専用の機械で行うんです。
毎日しているから今まで以上に気をつけて磨けばいいんじゃないの?とおもうでしょう?
例えば、愛車が汚れたら家で定期的にワックスをかけたり、ガソリンスタンドで洗ってもらいますよね?
女性でしたら
『毎日きれいにしてるけど、一年に一度はハウスクリーニングってヤツをしてもらいたいわー』
っておもいませんか?
ソレと同じように考えたらいいんですね。
しかも、歯や歯の周りには「バイオフィルム」という細菌の作った膜があるんです。
このバイオフィルムは歯垢が熟成したものですが、虫歯の発生や歯周病、口臭とも関係してくるんです。
歯科技工用品(他にも全身の疾患に繋がる怖い菌も潜んでいることも・・・・)
その上、歯ブラシだけでは除去が難しく、1~2回のPMTCでも簡単には除去できないという厄介なもの。
なので、数回のPMTCで歯をクリーニングすることで、歯をキレイにする以外にこのバイオフィルムを除去して虫歯や歯周病を防ぐのです。
PMTCの流れを見ていきましょう!!
1、お口の中の状態をチェック!!
歯の状態や生えかたなどをみて磨き残し場所や、普段気をつける場所をチェックします。
2、クリーニング
歯垢や歯石が付いているとPMTCができないのでここで落とします。
そこで、超音波を利用して歯の表面や歯肉の中に付着している歯石や歯垢を取り除きます。
3、歯を専用の機器で磨きます
専用の研磨剤と柔らかいゴム状の器具でクリーニングでは取りきれなかった細かい歯石やバイオフィルムを取り除きます。
また、汚れが付きにくくするために歯の表面をツルツルに磨き上げます。
オートクレーブ 歯科歯と歯の間もフロスなどを使い磨き上げます
4、フッ素加工
フッ素をぬることで、虫歯の予防をします。
「これだけ?」
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯のエステをすると普段磨きでは体感できない歯のツルツル感も体感できるんですよ。
しかも歯の中の細菌が断然に少なくなるので、歯の衛生面から見てもお勧めなんです。

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