2020年6月24日水曜日

フッ素を歯に塗ると虫歯になりにくいですか?

虫歯再発リスクを抑えるにはどんな対処が必要ですか?
Aせっかく歯科に行って歯医者さんに虫歯を治療してもらったのに虫歯が再発してしまう人も多いですよね。特に銀歯などのかぶせ物の下から再発してしまうことが多いです。
このようなことにならないようにするにはどうすればよいのでしょうか、いくつか紹介したいと思います。まずかぶせ物の下から虫歯が再発するのは何故かというと、詰め物の精度とかぶせ物の劣化です。詰め物の精度が低く、歯とぴったり合っていないと隙間から菌が入り繁殖して虫歯になります。
これに関しては歯医者さんの腕の見せ所ですので、虫歯の再発防止は歯科選びから始まると言っても過言ではないでしょう。今はネットで歯科の口コミを見ることができるので参考にしてみてください。次にかぶせ物の劣化ですが、銀歯の粘着剤などは日に日に古くなっていきますから虫歯の再発原因となります。ただしこれは日々のケアによって防ぐことができます。ケアの方法としてはやはり、歯磨きですね。その際フッ素入りの歯磨き粉を使うと虫歯になりにくいと専門家の間で言われています。
もう一つ日常生活で実践しやすいのはキシリトールガムを噛むことです。ガムを噛み唾液を分泌させることで、虫歯菌が繁殖しにくくなります。最後になりますが日々のケアは自分ひとりできることに限界があるので、定期的に歯医者さんに行って専門的なケアや検査をしてもらうといいでしょう。

フッ素を歯に塗ると虫歯になりにくいですか?
A歯医者で行う虫歯治療の一つに、フッ素を使用するものがあります。一般的に虫歯治療というのは、何らかの原因で歯に繁殖してしまっている虫歯菌を、菌に侵されてしまっている部分ごと削り取ることで強引に除去し、その際空いた場所を詰め物で補強する形で行われます。治すよりは除くと表現するのが近く、虫歯菌に侵されてしまったが最後、それ以前の歯に戻すことはどんな治療法であってもどんな歯医者であってもできません。フッ素はそうした虫歯を排除する治療ではなく、初期の虫歯の進行を止めたり、虫歯菌に負けない歯を作り出すための予防治療に効果的に働く存在です。
歯を強くし虫歯菌の増殖を抑え、虫歯発生のメカニズムを根本から覆す効能を持つフッ素を歯に塗布することで、虫歯になりにくい歯を手に入れることができます。歯を削らずに行える治療ということで、近年高い評価を集めるようになりました。フッ素の効果は永久のものではなく、一度塗布しても時間がたつごとにフッ素が作り出すバリアも薄く脆くなっていくため、定期的に治療を受けることが重要になります。信頼できるかかりつけの歯医者を見つけ、通い続けられる歯科を作ることで、フッ素での虫歯の予防治療に効果的に取り組むことができるでしょう。

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