2018年3月26日月曜日

歯周病は日本人の多くがかかっている病気であり、大人の80%の方が歯周病にかかっているといわれています

このページをご覧になっている方も5人に4人が歯周病の可能性が高いということです。しかし、歯周病は自覚症状が出にくい病気ですので、重度に歯周病が進行するまで気づかないのです。でもご安心ください、歯周病は予防歯科処置と日々のケアで回避できます。当院の予防に対する取り組みと合わせながら予防歯科についてご紹介しますのでぜひご覧ください。

歯科衛生士を担当制にした「二人三脚予防歯科」
患者様の虫歯治療は歯科医師の担当ですが、歯のクリーニングや歯石取り、検診などの予防歯科処置は歯科衛生士が行います。歯科衛生士は国家資格を持ったプロフェッショナルであり、これまで予防歯科や歯周病についての知識を多く学んでいます。歯科衛生士は虫歯・歯周病予防に対するスペシャリストであり、患者様のサポートを丁寧に行います。当院では予防歯科の専門家である歯科衛生士を、担当制で患者様に割り当てて、患者様のお口の健康を二人三脚で末永くお守りする体制を整えています。
スケーラーを使い分けた、ていねいクリーニング
歯垢の固まりで歯周炎・歯肉炎などの原因である歯石はスケーラーという専門器具で対処します。スケーラーは、「超音波スケーラー」と「ハンドスケーラー」に分類できます。
「超音波スケーラー」、「ハンドスケーラー」それぞれに特長がありますので、当院ではこれら2種類のスケーラーを上手く使い分けて処置をしています。それぞれのスケーラーの特長は次の通りです

虫歯や歯周病は歯磨きだけでは予防できません
虫歯、歯周病予防で毎日歯を磨いている方がほとんどだと思います。「私は毎日3回歯を磨いているし、日々のケアをしっかり行っているから歯科医院に通わなくてもしっかり予防できてる!」と思われるかもしれませんが、実は、たとえ毎日正しい方法で歯磨きをしても、虫歯や歯周病の完全予防はできません。それはバイオフィルムと呼ばれる曲者が原因です。
クリーニング(軽度歯周炎の場合)
歯茎の奥深く歯周病菌が侵入していない時は、歯と歯ぐきのクリーニングを実施します。この場合、歯石除去のために歯医者に数回通うことになります。歯のクリーニングは、保険で行うか自費で行うかで内容がことなりますが、保険の場合は口内6エリアに分割して行います。歯石を除去することで、歯茎が引き締まり健康な歯ぐきと骨、歯の状態を維持できます。

ルートプレーニング(中等度歯周炎の場合)
ルートプレーニングは特別な器具を使って、歯周ポケット奥深くにある見えない汚れや歯石を除去する治療法です。歯石付着が歯周ポケットの奥深まで進んでいると、歯茎が腫れたりちょっと歯磨きしただけで出血したりします。歯ぐきと歯の間奥深くまで器具を入れるので痛みを伴う治療となりますので、麻酔をして行います。

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