2018年3月21日水曜日

正しい歯磨きをする

自覚症状のないまま歯ぐきが炎症を起こしてしまうものであり、やがて顎の骨が溶けはじめ、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうリスクもある怖い病気です。日本人の30代の9割が感染していると言われています。

<歯周病のチェック>
1.歯磨きなどで歯茎から出血する
歯磨きしたときに血が出たり、硬い物を噛んだ時などに食べ物に血がついたりしていたら歯肉が炎症を起こしている証拠です。
2.口臭がする
特に歯周病の場合、歯周病菌の繁殖によって起こるニオイでかなり強烈なニオイがします。ただ、ニオイは自分ではなかなか気がつかないもので、他人も指摘しづらいものなので、歯周病が原因で口臭がしている場合でも気づかないまま放置してしまい、病状が進行してしまうことも。
3.口の中がネバネバする
歯周病菌が唾液の中に多く含まれていると「ネバネバ」します。特に起床時に口の中がネバネバするのは歯周病の可能性があります。
4.歯茎が腫れていたり、歯茎などから膿が出る
歯茎(歯肉)が腫れたり、触るとプヨプヨ柔らかくなっているのも歯周病の典型的な症状です。さらに症状が進行すると膿が溜まり、痛みを伴なうようになります。
5.歯がグラグラする
歯周病になると歯周組織が侵され、骨、歯根膜などが溶かされていくので歯がグラグラしてきます。歯がグラグラするようならかなり症状が進行している可能性があるので、早急に歯科を受診しましょう。
6.歯茎が下がって歯が長く見える
歯周病になると歯周組織が侵され、歯肉が後退していくので、歯が長くなったような気がすることがあります。
7.糖尿病にかかっている
糖尿病はさまざまな合併症が起こる病気ですが、糖尿病の方の多くは歯周病になっているというデータがあります。
正しい歯磨きをする
歯周病予防の基本は【正しい歯磨き】です。毎日歯磨きしているという入でも歯周病になっている人はたくさんいます。自分ではキレイに磨いているつもりでも、歯と歯の間や歯ブラシが届かないところなどを磨き残してしまっている場合が少なくありません。ですから、歯科医院で正しく磨けるように指導してもらうことも大切です。
よく噛んで食べる
物を噛むことで唾液が分泌されます。唾液は口の中の細菌を洗い流す役目があるので、歯周病や虫歯の予防になります。また、よく噛んで食べれば歯周組織を強化することができるので、柔らかいものばかり食べず、硬いものをよく噛んで食べましょう。
禁煙
たばこを吸っている入は吸わない入に比べて2倍~7倍歯周病になるリスクが高いといわれています。たばこの煙に含まれる有害物質は歯周病の症状を悪化させますし、喫煙している限り歯周病が治ることはないと思ってください。

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