2018年3月13日火曜日

お口のトラブルがない状態を一生維持できたら良いと思いませんか?

お口の健康を守ることで「食べる」「話す」「笑う」という生活の質を向上、維持できます。
また寝たきり、ボケ防止にもなり、健康寿命を伸ばす上でもお口の健康を守ることは全身の健康にも繋がります。お口の健康が保たれている方は若いと人から見られます。

お口のトラブルが起きた時に歯医者に行けば良いと思っていませんか?
お口のトラブルを防ぐためには、日頃ご自身で行う「セルフケア」が大切です。しかしどれだけセルフケアを徹底しても、どうしても磨き残しなどがあるものです。歯を良く磨ける方の歯の汚れのつき具合の指標は、歯を全く磨けていない状態を100%とするとその20%以下と言われています。
つまり20%汚れが残っていても良く磨けていると判断するのです。汚れが残っていればそこからバイオフィルムというばい菌の塊が作られ、歯ブラシをしても取れなくなってしまします。その中の虫歯菌が虫歯を作り、歯周病菌が歯の骨を溶かしていきます。

そこで「セルフケア」に加え、汚れの残っているところを歯科医院における「プロケア」によって除去することによってお口の健康が保たれるのです。ですからお口の健康を守るためには「セルフケア」と「プロケア」は両方とも必要です。

みなさんお一人お一人お口の状況は違います。ばい菌の数、歯並び、歯科治療の状態、歯の本数、骨の状態、全身疾患の有無、薬の服用状態、唾液の質、量、習癖など
そこで一人一人オーダーメイドで予防方法を考えていく必要があります。
質の高い生活を送っていくためにも一緒にお口の健康を考えていきませんか?

定期検診の重要性
皆さんは、どのような時に歯科医院へ行かれるでしょうか?
多くの人は「歯が痛い時」「歯ぐきに異常がある時」といったタイミングで、その治療のために歯科医院へ行かれるのではないかと思います。他の診療科でも同じようなもので、「熱がある」「どこかが痛む」「体調がすぐれない」といった、体に何かしらの不調が発生してから、その症状に適した医療機関を受診することがほとんどです。しかし、歯科医院へは「治療」の目的・タイミングでの受診ではなく、「予防」のためにお越しいただきたいのです。治療ではなく、むし歯や歯周病などの歯や口の中のトラブルを未然に防ぎ、健康な歯をいつまでも維持していくための歯科医院でのケアを「予防歯科」と言います。

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