2019年8月5日月曜日

酸の多い食品や飲料の摂り過ぎに注意

今回は「知覚過敏の予防」について少しお話ししたいと思います。
1.優しい力で歯磨き
毛先の硬い歯ブラシでゴシゴシと磨くと、歯や歯肉に傷が付いて知覚過敏の原因を招きます。
ふつう~やわらかめの歯ブラシを使用して、歯ブラシの毛先をグシャッと潰さないように圧のかけすぎに注意して磨きましょう。

2.歯周病を予防する
歯周病は歯肉を下げる原因にもつながります。
基本は毎日のブラッシングが大切ですが、取りきれずに残ってしまった歯石は定期的に歯科医院でお掃除をして、正しいブラッシングを身に付けましょう。
3.酸の多い食品や飲料の摂り過ぎに注意
お酢や炭酸飲料など身近にあふれる酸性の食品は、お口の中を歯が溶けやすい酸性をキープしてしまいます。
すっぱいものを食べた後は酸を中和する牛乳やチーズを摂取したり、食事をする間隔を空けるなど、酸の過剰摂取に気をつけましょう。

4.キシリトールガムを食べる
唾液にはカルシウムやリン酸など歯に必要なミネラルがたくさん含まれています。
キシリトールガムを噛んだり、食事の時に意識的によく噛む事で唾液が多く分泌され、歯から溶け出したミネラルを補給することが出来ます。

5.フッ素配合の歯磨き粉やジェルを使う
フッ素は歯の表面を硬くして保護してくれることで知覚過敏の症状を和らげます。

6.歯のくいしばり、歯ぎしりを防ぐ
就寝時や緊張している時など無意識の内に行なっている場合が多いです。
歯をくいしばり続けることで歯に亀裂が入ってしまったり、歯の根元が削れて知覚過敏を引き起こします。日中に歯と歯が合わさっていないか注意して意識的に離す練習をすることも大切です。
7.知覚過敏用の歯磨き粉を使用する
知覚過敏専用の歯磨き粉には硝酸カリウム(カリウムイオン)という薬用成分が特別に含まれています。
この成分は歯のしみてしまう部分にバリアをつくり、症状を軽減してくれます。

知覚過敏と初期虫歯の症状は似ているところがあります。
虫歯の場合は痛みが出ない場合もありますので、虫歯の初期症状を知覚過敏と自己判断してそのまま虫歯が進んでしまわないように、痛みがある場合はまず歯科医院で相談しましょう。

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