2019年8月27日火曜日

入れ歯治療ももちろん保険で受けることができる治療です

歯を失ってしまった場合の選択肢は、インプラントやブリッジ、入れ歯と様々な種類があり、入れ歯を選んだ場合にも保険の入れ歯や自費の入れ歯など様々な選択肢があります。
御自身もしくは御家族の歯が無くなってしまった場合・抜かなければいけなくなった場合、入れ歯を検討するときに先ずはかかりつけの歯医者さんに相談される事がほとんどだと思います。しかし、その種類やメリットデメリット、費用など入れ歯に関して少し知識をつけておくだけで、どんな歯科医院にお願いをすればよいか?など患者さん自身がより選択をしやすくなります。

目次
・保険の入れ歯か保険外の入れ歯か?費用の違い。
・入れ歯の種類とその費用
・入れ歯の選びのポイント
保険の入れ歯か保険外の入れ歯か?費用の違い。
入れ歯治療ももちろん保険で受けることができる治療です。ですが、保険外(自費)の入れ歯も存在し、その分費用は高くなります。その大きな違いはなんなのでしょうか?
その大きな違いは、使っている材料の違いと、更に最も異なるのは一人の患者さんにかける手間と時間と技術です。この手間と時間を惜しむと良い入れ歯はできません。総入れ歯の場合を例に、その違いを見てみましょう。
<保険の総入れ歯の場合>
費用:1万円~15千円ほど
歯の部分(人工歯)と粘膜の上にのる部分(床)の材質がプラスチック(レジン)でできています。
メリット:費用が安い
デメリット:プラスチックでできているので、においや汚れがつきやすく劣化しやすい傾向にあります。また、厚みがあるため、装着時に違和感を感じることが多く食事のしにくさや発音の難しさ、食べ物の温度と味がわかりづらい傾向にあります。
<自費の総入れ歯の場合>
費用:40万円~
保険の入れ歯と違い、利用できる材料に制限が無く、多く時間や技術をかけることができる。
メリット:費用や材質に制限が無く、時間をかけて治療することができるため高品質になる。見た目に美しく、より違和感を与えない素材を利用でき、患者さんに合った入れ歯を制約なく作ることができる。
デメリット:費用面で保険診療よりも高額になる。
保険か自費か、選ぶのは患者さん自身ですが、予算や治療への希望にあわせて最善の選択を行ってください。

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