2019年10月23日水曜日

毎日きちんと歯を磨いていても、歯は色がついたり黄ばんだりしてしまいます

毎日きちんと歯を磨いていても、歯は色がついたり黄ばんだりしてしまいます。
それらが気になり、人とのコミュニケーションに苦痛を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。歯の着色や黄ばみの原因は、1つではありません。歯の表面をエナメル質といいますが、お茶、コーヒー、ワイン、カレー、チョコレートなど着色しやすいものの飲食や、喫煙などを日常的に行なうことによって、徐々にシブやヤニなどの色がついてしまいます。

また、エナメル質の下にある歯の主要部を象牙質といいますが、元々の色が黄白色なので、それが透けて歯が黄ばんで見えることもあります。その他、加齢、虫歯による神経の壊死や、抗生物質の摂取によって変色することもあります。
これらの着色や黄ばみを除去し、白さを取り戻したいという方にお勧めなのが、『ホワイトニング』です。
ホワイトニングは、専用の薬剤を使用して歯の中の色素を分解させ、本来の白さよりもさらに白い歯にできる施術です。歯そのものを白くするので、削ったり、人工的な素材を貼り付けたりすることはありません。ホワイトニングの種類には、自宅で行なうホームホワイトニング、歯科医院で行なうオフィスホワイトニング、両者を併用するデュアルホワイトニングがあります。

ホームホワイトニングとは
『ホームホワイトニング』は、ご自宅で患者さまに自分で行なっていただく方法です。歯科医院で自分専用のマウスピースを作製し、そこに薬剤を入れて12時間ほど装着することで、歯を白くします。
開始後24週間ほどかけて徐々に白くしていくので、すぐに効果が現れるわけではありませんが、自分のペースで希望の白さにすることができ、効果が6ヵ月~1年持続するというメリットがあります。なお、さらなる効果を期待して、自己判断でマウスピースを装着する時間の延長や回数の増加を行なうと、知覚過敏などを発症する可能性があるので、時間や回数は、歯科医師からの指示を守ってください。

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