2019年10月21日月曜日

歯周病の内科的治療とは、簡単に言うとお薬を使って歯周病を改善していく方法です

通常の歯周病治療としては、歯石の除去や歯磨きの指導があり、場合によっては歯茎を切開して中をお掃除する処置が行われることがあります。これらの治療も重要ではありますが、そもそもお口の中に細菌が繁殖しやすい環境ができていると、同じ処置を繰り返すだけになってしまいます。

歯周病の内科的治療では、歯周病の原因菌が住みつきにくい環境を作り、さらに身体の内側から一気に菌を攻撃します。歯周病が気になる方や、何度も歯茎が腫れている方、治療は受けているがなかなか歯周病が改善されない方は、ぜひ当院の歯周病の内科的治療をお試しください。

歯周病の内科的治療の流れ
1まずは位相差顕微鏡を使って、お口の中の細菌を目で見て確認していただきます。おそらくご自身のお口の中の状況に、驚くことと思います。
2塗り薬を使って歯を磨いていただきます。これはお口の中のカビを除去するための処置です。細菌はカビを住処にしていることが多く、細菌だけを攻撃しようとしてもカビの中まで入り込んでいるため届きません。細菌を根こそぎ除去するためには、まず細菌が住む環境を破壊する必要があるのです。

3細菌が住みにくい環境にした後は、飲み薬(抗生物質)を服用して、身体の内側から一気に細菌を除去します。

歯周病の内科的治療を受けるメリット
もちろん歯磨きの改善や歯石除去も行いますが、それだけではまたすぐに細菌が増殖してしまいます。
歯周病の内科的治療を行うことで、初めてきちんと歯周病をコントロールできるようになります。また、歯周病の内科的治療は全く痛みなく行えるのもメリットです。
歯茎を切ってお掃除するようなことにならないよう、早めに歯周病の内科的治療を受けるようにしましょう。
治療後に期待できる効果
噛んだ時の痛みが改善される
歯茎の腫れが引く
歯茎からの出血や膿がなくなる
お口の中のネバツキがなくなる
口臭が改善される
歯がグラグラしなくなる
歯がしみなくなる
入れ歯をせずに済む

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