2019年10月11日金曜日

痛みが出てから受診した場合だと、本人が思っていた以上にかなり進行している場合があります

予防歯科とは、虫歯や歯周病の予防処置に加え、定期的なメンテナンスを行い、虫歯や歯周病になりにくいように管理する診療科目です。
歯周病や虫歯は多くの場合、初期の段階では痛みもなくひそかに進行していることが多いのです。痛みが出てから受診した場合だと、本人が思っていた以上にかなり進行している場合があります。

ブラッシング指導
毎日歯みがきをしているのに、虫歯、歯周病(歯肉炎・歯周炎)になってしまう それは、自分ではキチンとブラッシングをしたつもりでも、実際正しくブラッシングが出来てない方がほとんどなのです。「磨いている」と「磨けている」とは違います。何よりも日々の歯ブラシが大切ですので上手になりましょう。
プラークコントロール指導
ブラッシングは、ひとりひとり癖があり、歯垢のたまる部分が歯並びやブラッシングの仕方で異なります。そこでまず歯垢の染め出しを行い、どの部分が磨ききれていないかを確認した上で、効果的なブラッシングの指導を毎回行なっています。歯科医院と家でしっかりと予防をすることで、健康な口腔内の状態を保ち、自分の歯を長く使える状態を保っていきましょう。

PMTCProfessional Mechanical Tooth Cleaning)とは、プロによる清掃・虫歯予防のことです
歯石や汚れを除去した後、歯の表面の清掃を行います。口臭や歯茎の病気(歯肉炎、歯周炎)の原因にもなる歯石を、歯科医師や歯科衛生士がスケーラーという専用の歯科用器具を使って除去します(これをスケーリングと呼びます)。
歯石はご自身ではきれいに取り除くことができません。また、歯を頑張って磨いている方でも、何か月か経つと歯石が溜まってしまうことがあります。定期的に歯科医院で、歯石の除去を行うことを重要です。保険適用外にはなりますが、これにより徹底した虫歯・歯周病予防を行うことができます。

定期検診
自分では磨けているつもりでも、ハブラシの届きにくい隙間や奥歯の周りなどをきちんと磨くことは非常に難しいため、どうしても磨き残しはあるものです。磨き残しはそのままにしておくと、虫歯や歯周病などのお口の病気に繋がります。定期的に、歯科医院で歯石等の除去を行いましょう。

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