2019年10月11日金曜日

歯ぎしりは、治療をしても止められないことが多くあります

マウスピースがもたらす良い効果
歯ぎしりは、治療をしても止められないことが多くあります。そのまま放っておくと、歯やあごへの大きな負担になりますから、歯ぎしりを抑える方法としてマウスピースを用います。就寝時に装着することで、睡眠中の歯ぎしりによる、歯やあごへの負担を軽減させる効果が期待できます。
マウスピースは、歯ぎしりによる歯やあごへの負担を軽減する効果もありますが、実は、それ以外にも良い効果があります。
技工機器
筋肉の緊張を緩和する
歯ぎしりをすると、ぐっと力をこめるため、肩や首、頭にまで筋肉の緊張が広がり、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。身体に負荷がかかった状態なので、身体が重いと感じたり、目覚めがわるくなったりすることもあります。マウスピースを装着することで、歯ぎしりによる身体への負荷を軽減できるので、筋肉の緊張も和らげることができ、肩こりや頭痛が軽減されます。朝目覚めると重かった身体も、軽くなってすっきりと目覚めることができるようにもなりますよ。
顎関節症を予防する
顎関節症とは、あごを動かすと音が鳴る、口が開きにくい、あごに痛みあるといった症状がある状態のことをいいます。歯ぎしりを放っておくと、歯やあごへの負担から顎関節症を引き起こす可能性があります。マウスピースをすることで、あごの関節や筋肉を歯ぎしりの負荷から守ってくれるので、顎関節症のリスクが減り、予防につながるのです。
リラックス効果がある
マウスピースの装着をはじめたばかりだと、口に違和感があって気になるという方も多いです。しかし、習慣化して慣れてしまうと、「マウスピースをしているから大丈夫だ。」という安心感が生まれます。歯ぎしりを気にしすぎてストレスになっていたところが、解消されるので、リラックスした状態を保つことができ、特に睡眠時は安心して眠ることができ、睡眠改善も期待できます。
マウスピースのつくり方
マウスピースは、自分の歯型に合ったものでなければ、余計に歯やあごに負担がかかってしまうことがあります。市販品では、歯の大きさや傾き方など自分の歯の特徴に合わせることができませんから、マウスピースは歯医者さんで診察を受けてつくる方が良いでしょう。歯科検診を受ける際にマウスピースの状態もみてもらえますから、定期的に歯医者さんへ通うようにしてください。
歯ぎしり用のマウスピースは、ボクシング選手がしているようなゴム製のものではなく、半透明または透明のプラスチックのようなものです。透明のものであれば、歯に装着してもそれほど目立つことはありません。目立つことを気にされている方は、増田歯科で相談されると良いですが、あまり心配する必要はないでしょう。睡眠時の使用が主であれば、特別気にすることはないかと思います。

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