2019年10月21日月曜日

「審美歯科」という言葉がよく取り上げられるようになりました

セラミック治療も審美歯科の一種です。歯科治療は機能面だけではなく外観も重要な点として求められるものであり、セラミック治療は両面を兼ね備えた治療です。従来の虫歯や歯周病といった、歯や歯肉の病気を治すことだけが目的ではなく、健康的で美しい見た目にも目を向けた治療です。しかし、見た目の美しさだけを求めるものではありません。セラミック治療は美しい歯や美しい笑顔を作り、心も健康にしてくれるものと思います。

また、歯並び、歯の形、歯や歯肉の色や形など近年では患者様ご自身から求められるクオリティーが高くなっています。しっかりとした歯科医学を基礎に、健康美を提供出来るよう、総合的な知識と技術を結集し、美しい笑顔の実現を目指しています。美しい笑顔を手に入れ、自分の笑顔に自信を持つことは、きっと人生そのものをより豊かにしてくれるのではないでしょうか?
セラミックとプラスチック製補綴物との違い
セラミックとは、陶磁器(馴染み深いものでは瀬戸物)を意味します。硬度が高く歯に使用する素材として優れ、金属より軽く、プラスチックよりも重い性質をもっています
「大きく口を開けて笑った友人の奥歯に金属が見えた」という経験ありませんか?もし、今あなたの奥歯に金属が詰められているならば、同様の感情をあなたのご友人に抱かせていると考えて下さい。見た目に優れたセラミックを取り入れて、あなた本来の笑顔を取り戻しましょう。

時間が経過しても自然な白を保つセラミック
セラミックの補綴物もプラスチックの補綴物も入れて3年程度は同じ白いということには変わりありません。(厳密に言えば、セラミックの方がより自然に美しい白さです。)
しかし、5年くらいたつと明らかにプラスチックの補綴物は、黒っぽくなってきます。一方セラミックの方は殆ど変色しません。これは素材の違いによるものです。
プラスチックのかぶせ物はすり減ってくる
硬度が高いセラミックは、耐久性が高い為、割れにくく長持ちします。
保険適応の銀歯の寿命は5年程度と言われており、多くの場合、時間が経過すると入れている銀歯と歯ぐきの間に溝ができ、銀歯の下で虫歯ができてしまうリスクがあります。セラミックを使用し、きちんとメンテナンスを行うことでこうした虫歯リスクを低くすることが出来るのです。
また、金属ではない為アレルギーの心配がないという点も魅力の一つです。
セラミックは、虫歯、歯周病の原因菌がつきにくい
セラミックのかぶせ物はプラスチック, 金属のかぶせ物と比較し、虫歯, 歯周病の原因菌が表面に付着しにくく、しっかりとしたメンテナンスを行うことで、虫歯や歯周病の再発減少が期待できます。
セラミックのかぶせ物は劣化しにくい
銀歯を外してみると中で虫歯が広がっている症状を「二次カリエス」と言います。銀歯は経年劣化により変形してしまうことがあり、また虫歯, 歯周病菌がつきやすいため、銀歯と歯の隙間から菌が入り、再度虫歯になってしまうことがあります。

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