2019年10月8日火曜日

矯正といえば、ブラケットという器具を歯につけてワイヤーを通し矯正するのが一般的な方法です

マウスピースといえば、スポーツ選手が体を調整するために使ったり、歯ぎしりや食いしばりから歯を守るイメージがありますね。
一方、最近では矯正にも使われはじめているのはご存じですか?アメリカでは一般的なマウスピース矯正、日本でも着実に数は増えてきています。ここでは、マウスピースでする矯正のメリットやデメリット、相場や向いている人など、基本情報についてお伝えします。矯正を検討しているけど、ワイヤーを装着するのは抵抗がある方、痛くない矯正をお望みの方はぜひチェックしてください。
マウスピースで矯正のメリットとは
あまり目立たない
矯正といえば、ブラケットという器具を歯につけてワイヤーを通し矯正するのが一般的な方法です。歴史ある治療で、効果が確約されており、どの地域でも治療を受けることができますが、目立ちやすく老若男女問わず不評です。しかし、透明のマウスピースを歯に装着するマウスピース矯正なら、口を開けても目立たずそれほど気になりません。人と話す職業の方や、思春期の子供たちでも始めやすいのは大きなメリットです。
取り外しが楽で衛生的
ブラケットやワイヤーは自力では外すことはできません。矯正中は24時間ずっと付けている必要がありますが、マウスピース矯正は自分の意志で簡単に外すことができます。1日の装着時間は20時間以上が基本であり、食事中など少しの間は外しても問題ありません。
矯正中は虫歯になりやすいといわれていますが、器具を外して歯磨きできるため、いつもどおりのケアが可能です。
金属アレルギーの心配がない
ブラケット矯正に使われるブラケットやワイヤー・バンドは金属製で、ニッケルやクロムなど金属アレルギーの原因となる物質を含んでいる場合があります。
心配な方は事前にパッチテストを受けることも可能ですが、付けている間に発症する例も珍しくはありません。すでに金属アレルギーである・不安だという方でも、金属不使用のマウスピース矯正なら安心安全に歯並びを綺麗にできます。
痛みが少ない
マウスピースの脱着時には動かされていた歯の違和感や引っ張られる感覚もありますが、装着時の痛みはほとんどありません。慣れてしまえば、まったく痛みを感じない方もいます。ワイヤー矯正よりも痛みが少ないことが大きなメリットと言えるでしょう。
虫歯治療も並行できる
簡単に取り外しできるマウスピースなら、虫歯の治療やホワイトニングなど歯科の治療を平行して行うことも簡単です。虫歯の治療が終わるまで待つ必要もなく、矯正を中断する必要もないため、時間のロスは少ないといえます。
マウスピースで矯正のデメリットとは
しっかり着用しないと効果が薄い
簡単に外せるからと、外している時間が長くなると矯正の効果は出にくくなります。
基本は1日20時間以上の装着が必要で、歯磨きや飲食の時間以外は取り外ししないよう心がけましょう。しかし、マウスピース矯正にも幾つかの種類がありDENマウスピースなら1日810時間、クリアアライナーなら17時間以上と時間が短くても効果があるものみられます。マウスピース矯正を始める際には、装着時間も考慮して検討するといいでしょう。

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