2019年10月18日金曜日

「マウスピース」で矯正ができるの?

日本人の歯並びに対する「意識」
「あの人の歯並び、悪いわね」
あなたは、人の歯並びや、自分の歯並びについて気になりますか?日本人でも歯並びを気にしている人が増えていますが、日本に住む外国人はもっと気にしていることをご存知ですか?「日本人の歯並び」について、日本に住む外国人100名に聞いたアンケートがあります。日本人は「歯並びが良い」と思っている外国人は、4%です。それに対し、「歯並びが悪い」と思っている外国人が76%です。つまり、約3/4の外国人が日本人は「歯並びが悪い」と思っているのです。
では、日本人自身はどう思っているのでしょうか?
「良い歯並び」の重要性に関して、日本・アメリカ・中国の一般男女600名(各国200名)を対象にしたアンケートがあります。
「良い歯並び」はどうして大事なのか?
・笑顔の印象を左右する
・自信につながる
・口腔内の健康に影響する
・全身の健康に影響する
上記の項目に対して、いずれに国民も「あてはまる」と8割前後の人が答え、歯並びの重要性に関しては認識できているのです。
でも、「矯正の器具が目立つのがいやだ」「手入れが大変そう」などの理由でなかなか矯正に踏み切れない人が多くいるのが現実です。
「マウスピース」で矯正ができるの?
あなたは矯正というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?「矯正って、針金みたいな器具を使ってやるんじゃないの?」多くの人がそのようなイメージを持っていらっしゃいます。それも歯科矯正です。でも、今は技術が進み、他にもいろいろな方法があります。そのひとつの方法が、「マウスピースを使っての歯科矯正」です。
「マウスピースをつけてどうして歯が動くの?」
その理由はこうです。
マウスピースの材料の「弾性」を「矯正力」として利用して歯を移動させるのです。1つのマウスピースで移動できる歯の移動距離は最大で「約1mm」。なので、「今の歯並び」から「理想の歯並び」にしていくために、数週間に1回、マウスピースの交換をします。「今の歯並び」から「理想の歯並び」までは、トータルで数ミリ歯を動かすことになります。ですので、複数回のマウスピース交換をするのです。
マウスピース矯正のメリットとデメリット
メリット
1.目立たない、透明だから人から気付かれないので接客業の方でも大丈夫です
2.取り外しができる=お手入れが簡単なので、虫歯や歯周病のリスクが軽減
3.ワイヤーによる従来法よりも痛みが軽減
4.抜歯をする場合でも対応できる(インビザラインの場合)
5.治療後までパソコンでシミュレーションするので、より良い噛み合わせにむけた治療計画が立てられる
デメリット
1.装着時間を守らないと治療が進まない

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