2019年12月4日水曜日

日本の成人のおよそ8割がかかっているか、あるいはその予備軍といわれるほど蔓延している病気、それが歯周病です

日本の成人のおよそ8割がかかっているか、あるいはその予備軍といわれるほど蔓延している病気、それが歯周病です。虫歯同様、初期段階では自覚症状がほとんど見られないため、気づいたら重症化していることも珍しくありません。

歯周病では、歯周病菌がプラーク(歯垢)や歯石内で増殖して、歯ぐきに慢性的な炎症を引き起こし、やがては歯を支える骨が溶かされていきます。それを放置すれば、歯は抜け落ちてしまうことに……。実は、日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病だといわれているのです。

歯周病を予防する
歯周病はその文字があらわす如く歯の周囲組織の病気のことをいいます。 以前は歯槽膿漏(しそうのうろう)といわれていましたが、最近は歯周病または歯周疾患といわれています。 20才以上の成人を対象にしていますが、未成年者では歯肉炎としてとらえられています。 むし歯と歯周病は併発することが多いため、歯周病の予防を考えることはむし歯の予防にもつながります。
歯周病の症状
こんな症状があったら歯周病です。歯をみがくと出血する口臭がある朝、起きたとき口の中がネバネバする歯が浮く感じがする歯肉が充血して赤くなっていたり、押すと膿がでる歯が長くなってきた歯が移動して隙間が空いてきた冷たい物がしみる
歯がグラグラと動く硬い物が噛めなくなってきた
歯周病の予防
歯周病は生活習慣病です。
原因はむし歯と同じでプラークですが、原因となる細菌の種類はちょっと違います。 また、歯周病の発症と進行に拍車をかけるリスクファクター(危険因子)の問題も無視できません。
歯周病のリスクファクター
{細菌因子:プラーク} {環境因子:ストレス、喫煙} {生体因子:年齢、糖尿病、遺伝、種族}
予防のための考え方
プラークを付着させない食生活  
プラークが付着しても確実に取り除く習慣をつける
プラークに負けない抵抗力のある体にする

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