2019年12月12日木曜日

歯医者が怖い!通うのが 面倒だ!痛みがないからいいや!は逆効果です

歯周病は歯の表面につくプラーク、つまり歯垢(細菌の塊り)中の細菌感染によっておこる歯の周りの病気です。
歯肉の炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎と、病状が悪化し歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎があります。30歳以上の8割が歯周炎に罹患しているとの研究結果がありますが、自覚症状は殆どありません。かなり悪化しないと痛みなどの症状が出なかったり、病気の進み方には個人差があるため、自分が歯周病であると自覚している人は少ないのではないでしょうか?

歯医者が怖い!通うのが 面倒だ!痛みがないからいいや!は逆効果です。「歯肉から血が出る」は歯周病のサインです。痛くなってからの治療は治療時間・期間・費用ともに余計にかかってしまい、患者様にとってメリットはありません。また治療後に痛みがでやすくなってしまうというデメリットもあります。
歯周病チェックリスト
最近歯の間に物が挟まりやすくなった。
歯肉が下がってきている感じがする。
ブラッシング時に出血する。
歯肉から膿が出る。
歯がグラグラしている。

原因と対策
歯周病の主な原因は歯と歯肉の境目に溜まった歯垢中の細菌の感染による歯肉の炎症です。治療はレントゲン撮影による骨と歯の関係のチェックや歯周病の検査をおこなった後、ブラッシング指導や歯の表面に強固に付着した歯石やバイオフィルム(細菌が繁殖するために作るネバネバした塊)を除去し、定期的なメインテナンスを行うことです。

歯周病の予防に関して
歯周病の対策としては予防が大事になってきます。
一度歯を治療すると、治療で治りはしますが、元の自分の歯に戻るというわけではありません。その中で、予防方法としては、プラークコントロールと定期的なメンテナンスが必要です。どちらかだけや、不十分な予防であれば、歯の健康の維持は難しくなります。
タバコを吸っていると・・・
タバコを吸っていると歯ぐきの免疫力や修復機能が低下してしまう為、喫煙をしている人は喫煙していない人に比べて、4倍近く歯周病になりやすいとも言われています。いきなり禁煙をというのも難しいかと思いますので、まずは1日のタバコの本数を減らす努力から頑張っていきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿