2019年12月20日金曜日

審美性が高いので、自分の歯に近い見た目に仕上げることができる 

インプラントとは、人工歯根部として人体との親和性に優れた金属(チタン)を、歯の抜けてしまった部分に埋め込み、セラミックなどで作られた歯冠を取りつける治療法です。審美性に優れており、仕上がりが自然です。食べ物を噛んだ際も感触がしっかりと顎に伝わり、歯茎が痩せてしまう心配がありません。また、チタンは人体と結合しても金属アレルギー反応を起こさないため、安心して埋め込むことができます。さらにインプラントは、埋入後も定期的なメンテナンスを行えば、半永久的に使用できるため、「第二の永久歯」とも呼ばれています。
インプラントのメリット・デメリット
インプラントのメリット
安定した噛み合わせを比較的長く保つことができる
審美性が高いので、自分の歯に近い見た目に仕上げることができる 
咀嚼能力(かみ合わせの力)が高いので、硬いものを食べたり、力強く歯をくいしばることができる
自然の歯に近い機能が期待できるので、装着後の違和感や外れてしまう心配がない 
歯を失った箇所は顎の骨が自然に減ることがあるが、インプラントは直接顎の骨に埋め込むので咀嚼の刺激が顎の骨に伝わるり衰退を防止することができる
定期的にメンテナンスを行うことで、長持ちさせることができる
インプラントのデメリット
個人差によるが、ブリッジに比べると治療時間が長期間かかる
手術になるので、状態により適応とならないケースもある
家庭での適切なブラッシングや医院での定期メンテナンスが必要になる(少なくても、半年に一回のメンテナンスが必要)
比較的費用がかかる
インプラント治療の流れ
[step1] 診察と治療計画
インプラント治療に必要な診断を行い、インプラント治療が可能かどうかを診断します。
その後、治療計画を立てます。
[step2] フィクスチャー埋入の手術
人工歯根のフィクスチャーを顎の骨に埋入する手術を行います。
局所麻酔を用いて行いますので、安心して手術を受けることができます。
[step3] 治癒期間
その後、骨とインプラントがしっかり結合するまでの治癒期間(3ヶ月~6ヶ月)を設けます。
治癒期間は骨の質などにより個人差があります。この間、必要に応じて仮の歯を入れる場合があります。
[step4] アバットメントの連結
人工の歯の支台となるインプラントの部分(アバットメント)をフィクスチャーに連結します。この時、簡単な手術を行う場合があります。
[step5] 人工歯の装着
インプラントを含めたお口の中全体の印象採取(歯の型をとること)を行います。その型に従い人工の歯を作製します。その後、アバットメントの上に人工歯を装着して完成です。[step6] メンテナンス インプラント治療終了後、インプラントを長持ちさせるためには、適切なホームケアと定期的な検診が不可欠です。また半年後に一度、インプラントの状態を見るため、定期検診を受けることをおすすめしています。

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