2019年9月10日火曜日

1つでも当てはまったら歯周病の可能性があります。

歯周病とは歯茎や歯肉の病気だと思っておられる方が非常に多いのが現実です。
しかしながら実際に歯周病とは、歯を支える大切な骨が溶けていく自覚症状のない恐ろしい病気なのです。歯を失う原因で最も多いのは実は虫歯ではなく、歯周病なのです。まずはご自身の歯周病の状態をあらゆる角度から知ることが大切です。

歯周病セルフチェック
1つでも当てはまったら歯周病の可能性があります。
早めの受診をお勧めします。
最近、歯が長くなってきて隙間がある
歯ブラシをした時に出血する
歯並びが悪くて磨き残しがある
歯軋りをしている
口臭が気になる
抜けたままにしている歯がある
揺れている歯がある
水を飲むとしみて痛い
歯茎に痛みがある
口内炎ができやすい

歯周病の予防には、テレビCMでもございますとおり、プラークコントロール、つまりプラークを確実に取り除くことが最も大切です。その方法として正しいブラッシングをすること。「私はきちんと毎日ブラッシングをしているのに…なぜ?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
成人の実に約80%が歯周病という統計もありますが、その方々全員がブラッシングをしていないとは考えられません。それではブラッシングをしているのにも関わらず、なぜ歯周病にかかってしまうのでしょうか。その最大の理由は、きちんと磨いているつもりでもきちんと磨けていないのが実状だからです。つまり、「磨いてる」ということと「磨けている」ということは、行為は同じでも、結果は全く違うということです。
ここで皆さんに質問します。
ご自分に合った歯ブラシをお使いですか?
古い歯ブラシをいつまでも使い続けていませんか?
歯ブラシの持ち方は正しいですか?
正しい位置に歯ブラシが当たっているでしょうか?
磨く順序は適切ですか?
歯磨きに要している時間はどのくらいですか?
多くの方は、いわば自己流でブラッシングを行なっており、きちんとは磨けていなくても自分では磨けているつもりになっているといえます。たかが歯ブラシ、されど歯ブラシなのです。ですから、気軽に相談できる歯科医師を見つけ、ご自分に合ったブラッシングの方法を教えてもらい、それを続けていくことが大切です。そうすれば、自然にきちんと磨けることにつながっていくわけです。また、歯ブラシでは磨けていないところは歯間ブラシやデンタルフロス、部分磨き用の歯ブラシなどの補助器具も併用することが大切です。

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