2019年9月5日木曜日

 歯周病を起こす細菌に再び感染していないか?

歯周病の再発防止のために
歯周病が治ったからといって元の生活に戻ってしまっては、また再発するかもしれません。
感染症である歯周病の要因はどこにでもあります。特に歯周病菌の一種であるカビ菌は、口腔内常在菌でもあり、必ず住み付いています。徹底的に除去しても、空気中や食べ物、手指などから再び口腔内に戻ってきます。
カビ菌の増加は歯肉の腫れなどの原因になるだけでなく、歯周病菌が生存しやすい環境をつくるため、歯周病菌に再感染しやすくなります。
口腔内をいつも清潔に保つことは、患者様ご自身では実際には難しいことです。
口腔と全身の健康のために歯科医院を有効活用しましょう。
定期的な位相差顕微鏡を用いた定期検診を受けましょう
 歯周病を起こす細菌に再び感染していないか?
 お口の中が再感染しやすい環境になっていないか?
など、歯科医院での位相差顕微鏡を用いた定期検診を受けましょう。
定期的なPMTC(歯の清掃)を受けましょう
歯科医院で専門家による歯周組織のクリーニングを定期的に受け、口腔内を徹底的にきれいにしましょう。
ブラッシング指導を受け適切な歯磨きをマスターしましょう
まず染め出しによる磨き残しチェックを受けて歯磨きの弱点を知りましょう。
その後、歯磨き指導(TBI)を受け正しい歯磨きを覚えましょう。お口の状況によっては歯間ブラシやデンタルフロスの使用方法も説明します。

歯周病を治す生活習慣を身に付けましょう
患者様に口腔ケア(歯磨きなど)や飲酒・喫煙、ストレスなどの日常生活の状況をお聞きした上で、歯周病を治すために必要なこと、良くないこと、日常生活で改善すべきことなどを説明(口腔保険指導)します。

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