2019年9月27日金曜日

レントゲンを撮る際には、ずっしりとした防護服やエプロンを着用することがありますね。

レントゲン防護服の役割
レントゲンを撮る際には、ずっしりとした防護服やエプロンを着用することがありますね。これはレントゲン防護服やX線防護服と呼ばれ、特殊な加工を施してあり、放射線源(放射性物質)の透過を緩和することができます。つまり、防護服を着ることでより身体への影響を減らすことができるのです。
着用を希望する場合は事前に問い合わせを
レントゲン防護服は少し重く動きにくいため、嫌がる子供も多くいます。
泣いてしまうとなかなかレントゲンが撮れないため、防護服を着用しないで撮影というのも珍しくありません。
そもそも、レントゲン照射器は放射線源(放射性物質)量が微量であることや、防護服は気休め程度の効力であることから、防護服を着ない歯科医院も多いのが現状です。
しかし、どうしても気になるという場合には、事前に連絡して、子供用レントゲン防護服の有無を確認することをおすすめします。
レントゲンの有無は歯医者によって異なる
方針や、治療方法によって異なる
いつレントゲンを撮るのかは先生の判断によるもので、どの先生でも同じというわけではありません。
初診は必ずレントゲンを撮って状態をチェックする先生もいれば、何もなくても年に一度撮影し、去年との違いを確認する先生もいます。
歯医者さんによって治療方針は様々なので、気になる方は、ぜひ先生に相談してみましょう。
レントゲンで分かること
 歯根の様子
歯の根っこの様子を知るためにレントゲンは欠かせません。
歯の根っこが炎症を起こしているフィステルなどはレントゲンを撮り、腫れている部分や薬がきちんと注入できているかなどを確認します。
外からは見ることのできない「歯の内部の治療」にとって、レントゲンは欠かせない存在です。
 虫歯の進行具合
一見、小さな黒い点であり小さな虫歯だと思っていたら、入り口は小さく、奥に入ると広く深くといったタイプの虫歯は子供に多くみられるパターンです。
治療前にレントゲンを撮ることで、虫歯の状態や進行具合を確認することができます。
骨の様子
歯は歯茎だけでなく、骨にも支えられていますが、歯周病が進むと顎の骨が溶けてしまうことがあります。外からは分からないため、まずはレントゲンで骨の様子を確認して治療方針を立てていきます。
被せ物の様子
被せ物は一度被せれば永久的に歯を守りつづけると考えられがちですが、それは違います。歯と詰め物の隙間から細菌が侵入し、根っこで炎症をおこしたり、虫歯を進行させることもあります。そしてこれは決して稀な現象ではありません。そのため、異常を感じなくても数年に1度は詰め物をした歯を点検することをおすすめします。しかし、いちいち詰め物を取っていると時間もお金もかかりますよね。そんな時もレントゲンで確認することで、スピーディーに検査をすすめることができるのです。

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