2019年9月13日金曜日

歯の白さをご要望に応じて、その都度調節することが出来る

ホワイトニングとは、ブリーチングとも呼ばれますが、歯の表面に付着した色素のみを落とすのでなく、歯自体を安全な薬剤の力で白くしていくものです。 例えばシャツを洗濯した場合、汚れは落ちますが(クリーニング)もっと白くするには漂白が必要なように、 白い歯をご希望の場合にはホワイトニングが適しております。また、最近のホワイトニング剤はブリーチ効果だけでなく象牙質のマスキング効果を持っており、 より白く見せることが可能になっています。
クリーニングとホワイトニングの違い
歯を白くしたいという御要望は少なからず、どなたでもお持ちでいらっしゃると思います。 そこで、歯を白くすることで混同しがちな「クリーニング」と「ホワイトニング」の違いについてご説明申し上げます。「クリーニング」とは、いわゆる歯のお掃除のことで、歯石や歯垢を取り除き、 歯周病や虫歯を予防することを主眼とした治療法です。 クリーニングでは、ご自身の歯の持っている白さより白くすることは出来ません。かたや「ホワイトニング」は、虫歯や歯周病の予防に主眼をおいたものではなく、 口元を審美的に向上させる治療法です。 つまり、歯を漂白し、もともとお持ちの歯の色よりも白くすることが出来ます。ホワイトニングによって歯を白くする場合、効果には個人差がございますことご了承願います。
ホワイトニングでできること
生まれつき黄ばみが強い加齢による変色抗生物質の副作用で起きた変色などといった歯質内部の色素を分解し、さらに歯の表面に付着した頑固なステインも分解します。
歯の内部から外側まで「丸洗い」することで、歯の美しい白さをよみがえらせることも、 今まで以上に白さを創造することも可能です。
ホワイトニングのメリット
健康な歯を削る必要が無い。
歯の白さをご要望に応じて、その都度調節することが出来る。
比較的短い期間で歯を白く出来る。
セラミック等を使用する審美歯科治療に比べ、治療費が安い。
ホワイトニングのデメリット
完全に元の色に戻ってしまうわけではないのですが、ワインやコーヒーなどを頻繁に摂取することによって、再着色する。
髪の毛を好きな色に染めても、時間が経つと元の色に戻ってしまうように、ホワイトニングも歯の色が気になりだしたら、 再度受診することによって、白さを持続する事が出来ます。
一時的に刺激症状が起こる場合もある。 歯の表面に小さなひびや傷、詰め物の隙間など、エナメル質が薄くなり象牙質がむき出しになっている部分がある場合、 ホワイトニング剤の刺激により歯がしみるような刺激症状がおこる可能性があります。
但し、一時的なものなので、ご安心ください。
ホワイトニング後の白さを保つには
まずはタバコ、コーヒー、お茶、ワインなどの歯を着色する食物などを出来る限り摂らないことが大切です。
マイクロスコープ 歯科そして、歯の黄ばみの原因は、着色だけでなく加齢により色調が濃くなることや遺伝的な本来の歯の色に戻ろうと することなども原因となっているので、半年~1年に1度くらいの頻度で再着色防止のためのホワイトニングをお勧めします。

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