歯科の滅菌はオートクレーブ(滅菌器)を使用します。130度以上の高温の蒸気で滅菌します。細菌やウイルスは、この蒸気によってタンパク質が変性して、微生物が死滅します。その原理を活用したのが、オートクレーブです。しかし、オートクレーブの中には、高温の蒸気が十分に行き渡らない種類もあります。不十分な滅菌になりかねません。機器には厳正な基準を設けた規格があります。
クラスB滅菌器
滅菌器の「クラスB」は、世界で最も厳しいといわれる欧州の滅菌基準です。
滅菌器のクラス分類する基準とは?
クラスB
クラスS
滅菌器メーカーが指定する特定の治療器具の滅菌が可能になります。性能は「クラスB」に次いで、大部分の治療器具に対応しています。通常はこのレベルでも十分に対応が可能です。
クラスN
未包装の固定器具が使用可能な滅菌器です。滅菌後は保管せず、使用しなければなりません。通常の歯科医院は、このクラスの滅菌器を使用しているケースが一般的です。
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