2019年9月23日月曜日

通常の部分入れ歯は金属製のバネ状の止め具で保持していますが、健康な歯を削る必要がありました

義歯(入れ歯)の種類
金属床義歯
金属床義歯とは、主要部分が金属で作られた入れ歯を指します。メリットとしては、プラスチックの物よりも強度が高いため薄く作る事ができ、装着時の違和感が少なく、舌の動きを邪魔しないので話しにくくなる事もありません。また、食事の際温かい物を食べると温度を感じ美味しく食べられるという特徴があります。デメリットとしては、保険適応のものに比べてかかる費用が高額になるという事と、使用する金属によっては金属アレルギーを引き起こす場合があるという点が挙げられます。
ノンクラスプ義歯
通常の部分入れ歯は金属製のバネ状の止め具で保持していますが、健康な歯を削る必要がありました。また金属アレルギーのある方には使用できず、口を開いたときに金属の部分が見えるなどの難点がありました。その点、ノンクラスプ義歯はプラスチック製の義歯床(人工歯の土台で見た目は歯茎)を使用しているため、健康な歯を削ることもなく、安心して使用することができます。審美的にも大変優れており、口元に自信が持てるようになります。

レジン床義歯 - 保険適応 -
レジン床義歯はレジンと呼ばれるプラスチックでできた一般的な入れ歯のことをいいす。
保険適応のため、できることなら費用は安く抑えたいと考えている方におすすめです。
入れ歯にも様々な種類があり、自由診療のものはより快適な使い心地が期待できますが、保険適応でも噛むという観点からは問題のない仕上がりとなります。

寝るときは、入れ歯は入れたままでよいですか?
入れ歯は必ず就寝前に外してください。外すことで入れ歯の下の粘膜(歯ぐき)を休ませてあげることができます。また、小さい入れ歯は就寝中に誤飲の危険もあるので注意が必要です。通常、お休みになる前には入れ歯を外し、水や洗浄剤につけるようにして下さい。
入れ歯になると味が変わりますか?
甘いや塩辛いなどの味覚は主に舌にある味蕾(みらい)で感じます。味は「臭い、温度、舌触り、歯ごたえ」など色々な要素が関係するので、入れ歯に慣れるまでの間は食事がおいしくないと感じることもあると思います。できるだけ薄くてぴったりフィットし、熱の伝わりやすい入れ歯を選ぶことが「美味しく食事を頂く」秘訣です。

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