2019年9月17日火曜日

何かを飲んだり、冷たいものを食べたりするとき、歯がしみることってありませんか?それ、ひょっとすると、知覚過敏かもしれません。
知覚過敏とは、この字のごとく知覚が過敏であることです。そのため冷感や痛み以外にも歯の感覚が過敏であること全般を知覚過敏ということができます。では、知覚過敏の症状とは具体的にどのような症状があるのでしょう?自覚症状が少ないだけで、実は自分も知覚過敏かもしれません。
主な症状:冷たいものがしみる
知覚過敏かもしれないと、自覚症状をもって歯科医院を訪れる患者様がよく訴える症状として、冷たいものがしみるという症状があります。このフレーズは、知覚過敏用の歯磨き粉のCMでもお馴染みになっています。歯磨き時に冷たい水で口を濯ぐのがつらい、お風呂上りにキンキンに冷やしたビールを飲むのがご褒美だったのに、一口目が痛いという方もいらっしゃいました。

冷たいものが一時的にしみるが、しっかり毎食後の歯磨きなどを実施しているので虫歯ではないはずというお口の健康に自信を持った方は、初診の段階で知覚過敏かもしれないとお話をされる方が多いです。
その他の症状:歯に違和感がある

患者様の中には、冷たいものはあまり気にならないから、知覚過敏ではないかもしれない歯がサワサワする感じなんとなくかゆいような一瞬の痛みですといった症状を訴える方もいらっしゃいます。知覚過敏の患者様に共通しているのは、冷たい水に限らずその感覚を感じる何らかのきっかけがあるということです。
毎晩の歯磨きの際に歯ブラシが当たったり、歯磨き粉がたくさん付くと痛いといった症状を訴える方もいらっしゃいます。また、流行りのランニングの際に、風が当たると前歯が痛くてというスポーツマンの方もいらっしゃいました。同じように、冬になると風がしみて前歯が痛いのでマスクをしていますという患者様もいらっしゃいました。

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